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 | 福祉用品の選び方

福祉用品の選び方

杖の機能・選び方

杖の機能

歩くことは体の機能の維持や拡大であり、精神的な面においては自身の回復、自立への意欲の向上にもつながります。
しかし、足腰の弱っているものにとって、歩くということは同時に危険と隣り合わせでもあります。
杖は転倒事故を防ぎ、左右のアンバランスな動作を補正し、疲労を軽減する大事な道具なのです。

杖の機能

杖の選び方

最適な長さ

長すぎても、短すぎても、力の入れ方が不自然になります。杖をついた時、ひじを軽く曲げた状態で最も強い力が出せる長さが最適です。金属製やカーボン製の多くは、長さの調節装置がついていますが木製など長さが調節できないタイプは、お店で切断してもらいましょう。

長さを決める方法(靴を履いた状態で)

  • 1. 力を抜いて、手を垂らしたときの、床から手首までの長さ。
  • 2. 足の先から 15cm 外側に、杖を真っ直ぐ立てて契りを握ったとき、ひじが約150 度に曲がる高さに。
  • 3. 大腿骨の大転子(足の骨の上端の外側の部分)の高さに。
  • 4. 身長÷2+2~3cm の方法も簡便です。

重さ

300g前後の軽いもの。細身で握力の少ない人では200g以下の杖が持ちやすいでしょう。金属製は240g以下の軽いものはなく、支柱がきでもグリップが合成樹脂や合成ゴムになると重くなります。

太さ

太い細いにかかわらず強度性のあるもの、杖に体重をかけてつく人は、体重の二分の一から四分の一の荷重をかけても、しならないものを選びましょう。

杖先ゴム

滑り止めと、杖をついたときの衝撃を柔らかくしてくれます。接地面の直系は25mm以上のものを選びましょう。すりへらないうちに取り替えましょう。座金が装着されている杖先ゴムはかなり長持ちします。

グリップ

安定して握れ、力の入りやすいもの。

つり紐

丸型以外は腕にかけられず買い物の時など置き場所に困るので、紐のついているものが便利です。紐の長さは15cm 位必要で、それにゆとりが4~5cm 位あるものがよいでしょう。

デザイン

杖を持ちたがらない人が多く、杖をついている人でも恥ずかしいという意識が見られます。もっとおしゃれな杖があれば楽しく外出できるという意見も多く、最近は色や柄のセンスのよいものが出だしてきているので、自分の好きなものを選びましょう。

歩行補助具(歩行器・杖)の選び方

歩行器・杖選定の目安
からだの症状に合わせて歩行器・杖を選びましょう。
※この選定はあくまでも目安です。身体状況、使用状況などにより、個人差があります。実際に選定する場合は専門家にご相談ください。
歩行器・杖の種類
固定型歩行器

歩行器を持ち上げて前に置き、グリップで体重を支え、患側、健側の順で足を出します。

固定型歩行器

交互型歩行器

左右のフレームを交互に出して進みます。片側を前に出すとき逆側の足を出します。

交互型歩行器

固定型キャスター付歩行器

固定型の前脚にキャスターをつけたもので、後脚を少し持ち上げながら滑らせて使用します。グリップに体重をかけると、後脚のストッパーが働き固定されます。

固定型キャスター付歩行器

肘支持型歩行車(4輪・6輪)

フレーム上部の馬蹄型のパッドで前腕部や脇を支持して歩行します。取り扱いが簡単なため早期から歩行訓練用として使用できます。

肘支持型歩行車(4輪・6輪)

4輪歩行車

左右のハンドグリップを持って操作します。座面を跳ね上げて、体を歩行車の中に入れて歩行します。

4輪歩行車

4点杖

1本杖に比べ安定性が高く筋力低下や麻痺がある方におすすめです。

4点杖

サイドウォーカー

4点杖より安定性に優れています。立ち上がり補助にも利用できます。

サイドウォーカー

ロフストランドクラッチ

体重を支える握りと腕を固定して支えるカフがついています。握力や手首の力が弱い方に。

松葉杖

身体のバランスが悪い等、両足に均等に体重をかけられない方に有効です。

松葉杖

歩行器の高さの目安

歩行器を掴んだ時、肘が軽く曲がり、身体を楽に前傾した姿勢に合わせます。

歩行器の高さの目安

前腕で支える場合は肘を90度に曲げた時の肘の高さに合わせます。

歩行器の高さの目安

杖の高さの目安
ロフストランドクラッチ・4点杖・サイドウォーカーの場合

A 杖の先を脚から約15㎝外側において肘が軽く(140~150度)曲がった状態になる長さを目安にしてください。

B 力を抜いて自然に立ってください。腕を真下におろしたときの手首の位置に調整します。

ロフストランドクラッチ・4点杖・サイドウォーカーの場合

松葉杖の場合

身長から41cm引いた長さを目安にしてください。脇の下には少し余裕を持たせるように調整します。

松葉杖の場合

車椅子の選び方

車いす選定の目安
からだや目的に合った車いすを選びましょう。
車いすは乗る方の寸法に合っていることが第一の条件です。体格に合ったものを選ぶことで、移動や外出時の過ごしやすさが変わります。
各部の名称と便利な機能

車いす選定の目安

※上記写真の車いすは、多機能モデルです。全ての機能が備わっているモデルでは、ございません。

採寸のチェックポイント

採寸のチェックポイント

入浴関連具の選び方

高齢者の方の家庭内事故で浴室は高い割合を占めています。
とくに浴槽をまたぐ動作が不安定になり転倒しやすくなります。
ですから、またぐ動作は座った状態で行うことを基本にしましょう。

そのときに必要な福祉用具がシャワーチェアとバスボードとなります。
また、浴槽の中から立ち上がりやすいように浴槽のなかで使うバスチェアやすべり止めマットも有効です。
手元でお湯の出し止めができるシャワーノズルも身体を洗うときの介助の負担を軽減するのに効果的です。

入浴関連具の選び方

バスボードの選び方

浴槽のまたぎができにくくなってきたら、安全に入浴するために浴槽の両縁側に渡してつかうものをバスボードといいます。
これと似たようなものに板の片側を浴槽の縁に掛け、反対側の脚を洗い場に立てて固定するもの入浴台というものもあります。
からだのひねりがあまりできない方は入浴台に回転盤がついているものもあります。
バスボードや入浴台は、必ず使用する浴室や浴槽のサイズをしっかり確認してください。
浴室の形状や大きさによっては、うまく固定ができなかったりぐらついてしまうことがあります。

浴槽に取り付ける手すりの選び方

浴室内の転倒などを防ぐ意味で必要な箇所に手すりの取り付けがのぞましいです。
浴槽用手すりの浴槽の取り付けは、万力状に浴槽の縁をはさんで固定するようになっています。
ただし、浴槽の縁が広すぎたり、強く締め付けるとへこむ材質の浴槽、浴槽の幅がななめになっていてうまくはさむことができない場合には、取り
付けることができません。
自宅の浴槽に取り付けができるのか、事前に確認が必要です。

すのこの選び方

浴室内のできれば全面に敷き詰めるのが安定します。

介護ベッドの選び方

特殊寝台(電動ベッド)選定の目安
電動ベッドは、利用環境や身体状況はもちろん、個々の生活目標に応じて
電動ベッドの主な機能

電動ベッドの主な機能

電動ベッドの3つの基本性能

背上げ機能

背の部分を起こし、起き上がり動作を補助します。

横隔膜を広げ、呼吸を楽にします。

心臓の負担を軽減します。

背上げ機能

膝上げ機能

背上げする時に、体が下にずれるのを防ぎます。

下肢のむくみを軽減します。

腰の負担を和らげます。

膝上げ機能

高さ調節機能

ベッドの高さを、立ち上がりや移乗しやすい高さに調節します。

介助しやすい高さに調節して、介助者の負担を軽減します。

お掃除する時に、高さを上げると便利です。

高さ調節機能

機能を選びましょう。
※この選定はあくまでも目安です。身体状況、使用状況などにより、個人差があります。実際に選定する場合は専門家にご相談ください。
電動ベッドの選び方

モーター数(機能)を選ぶ
電動ベッドは、モーターの数(機能)によって大きく3種類に分けられます。お使いになる方に合ったベッドをお選びください。

1モーター介助無しで、何とか1人で離床できる方

高さ調節のみ可能なタイプと背上げ(背膝連動)のみ可能なタイプがあります。

介助無し

2モーター立ち上がり、起き上がりに介助が必要な時がある方

背上げ、高さ調節ができます。切り替えで背膝運動にする事もできます。(膝上げ単独での動作はできません)

介助無し

3モーター常に介助が必要な方

背上げ、膝上げ、高さ調節がそれぞれ個別に調節できます。

常に介助が必要な方

※カタログに1モーターの商品は掲載されておりません。
【・垂直昇降式1モーターベッド(ブラッツ) ・1+1モーターベッド(ブラッツ) ・ベーシックベッド ハイロ―1モーター ・ベーシックベッド 背膝連動1モーター】

床幅(マットレスの幅)を選ぶ

83cm幅

要介護者に接近しやすく介助しやすい

自分での寝返りが困難な方、体型が細身の方、設置スペースが狭い場合に。

91cm幅

スペースと介助のしやすさを両立。最も一般的なサイズ

自分での寝返りが可能な方、標準的な体型の方に。

ベッドの床長(マットレスの長さ)を選ぶ

ミニ/ショート(180cm)・・・身長が150cm以下の方

レギュラー(191cm)・・・身長が150cm以上の方

ロング(205cm)・・・身長が175cm以上の方

ポータブルトイレの選び方

介護保険の適用を受けるためには、正しくお使い頂ける事が条件となっています。
利用する方の体の状況(姿勢の保持・立ち座りなど)に合わせてポータブルトイレを選びます。

ポータブルトイレの選び方

ポータブルトイレを利用するには・・・。

内容

ベッドから離れることができ、且つポータブルトイレに座って姿勢を保つことができる方です。
これらを、お一人で行えるか、介助を必要とするかで、ポータブルトイレに必要となる機能が異なります。

ポータブルトイレの適合について

内容

ポータブルトイレには様々な形状や素材や機能があります。
利用される方の体の大きさに合わせて選択をすると良いでしょう。

紙おむつの選び方

「外側のおむつ(オムツ)」+「内側のおむつ(オムツ)」を組み合わせて使うことが大切です。

紙おむつ

外側のおむつ

テープ止めタイプ

寝て過ごす時間の多い方もしくは介助があれば起こせる方に適した商品です。
おしっこ4~3回分の吸収力がありますが、中にフラットな尿とりパッドを併用することでさらに吸収力を補完することができます。
また尿とりパッドを使用することで、交換も簡便になりコストの面でも経済的です。

パンツタイプ

トイレ排泄に介助が必要な方、もしくは1人でトイレにいける方に適した商品です。
おしっこ2~1回程度吸収するうす型のタイプや、おしっこ5~4回分程度吸収する厚型の長時間タイプの商品があります。
また、尿とりパッドを一緒に使用することで交換の際にもパンツを脱ぐ手間がなくなり、コスト面でも経済的です。

内側のおむつ

尿とりパッド

外側のテープ止めタイプおむつ(オムツ)やパンツタイプおむつ(オムツ)の中に入れて使うフラットなタイプの商品です。
タイプによって商品の大きさ、吸収力は様々で、お体の状態や使用機会にあわせてお選びください。
またパンツ型おむつ(オムツ)専用の尿とりパッドもありますので、正しく組み合わせてご使用いただくと快適にお過ごしいただけます。

手すりの選び方

手すりには、水平手すり・縦手すり・L字型手すりなどの種類があります。
この中でも水平手すりは、廊下・トイレ・浴室などに最も多く使われています。

手すり

高さ

「高さ」とは床面から手すり上面までの高さのことです。
具体的には、個人の障害の状況にもよりますが、利用者本人の大腿骨大転子の高さに2、3㎝加えた高さが使いやすいとされています。

太さ

「太さ」は、握りやすさ・使いやすさに関係する寸法なので、慎重に採寸しなければなりません。
これも利用者本人の手の太さをもとにその太さを決めます。
目やすとしては、直径2.8?3.5㎝程度が握りやすい太さといわれています。(握ったときに指先が触れる程度の太さ)

縦手すり(I型手すり)

縦手すりは、床面に対して垂直に設置するもので、立ち止まってドアを開け閉めしたり、比較的大きな段差を超えるときなどに、姿勢安定などの目的で多く使われています。

L字型手すり

L字型手すりは、水平手すりと縦手すりがひとつになった形と機能をもっています。
トイレや浴室、玄関など、便座やいすなどで「立ち上がり動作」を行うところでよく使われます。

波型手すり

くねくね曲がった波型の手すりです。
この波型が、立ち上がるのに、身体を引き寄せたり、踏ん張ったりするとき、握りやすい角度を選べるようになっています。

ケアシューズ・リハビリシューズの選び方

スリッパタイプ

内容

「スリップ」の名のとおり、足をするりと滑らすように入れて履く靴。
踵が固定されていないため、足の裏がスリッパ上で滑り、力が伝わりにくい。かかととスリッパが離れて、歩きにくく、素早い動作が行えない。
最も簡単に脱ぎ履きできるが、最も歩きにくい。

ルームシューズタイプ

内容

足をやさしい素材で包みこんだ靴。
部屋の中で足元が寒くないようにするために使います。
外反母趾等で足の変形部分が靴にあたってしまい、痛みが出る方は痛みが軽減します。
素材が柔らかく力が靴に伝わりにくいため歩行には不向きです。

フルオープンタイプ

内容

足の甲部分が完全に開き、つま先が空いている靴。
きつさを調整できるのでむくみのある方にも対応ができます。
つま先が空いているので、足指を上げる力が伝わりづらく、つまずき易い。

オープンマジックタイプ

内容

足の甲部分が完全に開き、足首付近にもマジックバンドが付いている靴です。
甲部分が完全に開くため、足を入れやすく、マジックバンドできつさ調整も可能。
つま先が空いているため足指の力は伝わりづらいが、麻痺などで装具を使用し指が上がらない方には向いている。

セミオープンタイプ

内容

足の甲上部は開くが、つま先部分は開かない靴。
履きやすさと歩きやすさを両立している。つま先が持ち上げやすく、つまずきにくい。きつさの調整も多少は可能。
足指に変形がある方、装具着用の方、むくみのある方は購入に注意が必要。

スリッポンタイプ

内容

すべりこむという意味「スリップ・オン」が由来で、ひもや留め具がなく、着脱が簡単な靴。
はきやすい分脱げやすくなるが、サイズが合っていればそう簡単に脱げてしまうこともない。
きつさの調整は出来ない。

ファスナータイプ

内容

ファスナーで開口部を開け閉めする靴。
介護用は手持ち部分が持ちやすくになっていることが多く、開け閉めは簡単。
挿入口が広くなるので足を入れやすい。
性能はスリッポンに似ており、履きやすい分脱げやすい。
ヘルパーさんも本人も脱ぎ履きしやすい。
きつさの調整は出来ない。

ひもタイプ

内容

ひもできつさを微調整できる靴。
足に靴をフィットさせることが出来るため、走っても靴は脱げない。
スポーツ用の靴はほとんどこのタイプである。
最も脱ぎ履きしにくいが、最も歩きやすい。